ワールドシャウラのマルチピースモデル「1754R-5」を買いました。
現行のドリームツアーエディションではなく、前世代のツアーエディションです。
まさか自分がワールドシャウラの所有者になるとは、購入する当日まで思っていませんでした。
というのも本当は19スコーピオンの「1704R-2」を買うつもりだったんです。
ところが新品の1754R-5が半額で売られていたもんですから、約8000円の差額でワールドシャウラが買えるんだったらこっちの方が良いだろうということで購入を決意しました。
マルチピースの方が旅行にも持っていけますし。いい買い物ができました。
というわけで開封の儀。
ケース
現行モデルはハードケースですが、前世代は竿袋です。
個人的にはこちらの方がカバンの中に収納しやすいので都合が良いです。
外観
今となっては珍しくなったコルクのストレートグリップ。
グリップエンドはEVAです。
高級モデルであればエンドプレートが装着される事が多いですが、ツアーエディションは無し。
コスメの部分で唯一残念なところです。
リールシートはツートンカラーになってます。
リール側がブラック、トリガー側が深みのあるワインレッド(?)。
色の相性という意味では現行モデルのスーパーレッドに比べて、こちらの方が装着するリールを選ばない気がします。
バット部分です。
現行モデルは目の覚めるようなスーパーレッド+ブルーの配色ですが、前世代はレッド+ブラック。
悪く言えば「地味」ですが、良く言えば「渋い」です。
ここら辺は好みが分かれてきそうです。
付属品
固着した継目を外すためのゴムシートが付属してました。
こういう「おもてなし」はさすが高級モデルです。他の竿にも使えそう。
赤いロッドベルトも付属してました。
スペック
自重は165g。
マルチピースのためか、このスペックにしては少し重いかも?しれません。
DEPSのクソ重たい竿を使っていた私からすればメチャクチャ軽いですが。
なお、2020年時点ではドリームツアーエディションには意外にも1754R-5はラインナップされていません。
7フィート以上のヘビーロッドは需要が多そうなので、そのうち発売されるとは思いますが。
使用感
実際にフィールドで使ってきました。
主にビッグベイトの使用を想定して購入したため気になっていたのは、どれぐらいの重量まで投げられるか?ということです。
なお、2021年になって現行ワールドシャウラのワン&ハーフモデルにも1754R-2が追加されました。
村田基氏が「200gまで投げられる」と解説されていましたが、私が購入したものは前世代ですし、マルチピースなので1754R-2とは別物と思っておいたほうが良さそう。
とりあえず168gのビッグベイトまで用意して使用感を試してみました。
ということで投げて試したのは以下のルアーです。
・ワイルドハンチ(9.6g) ・プロップマジック95(15g)←スペックの下限ウェイト ・カクル(1oz) ・ジョイクロ(2oz) ・バスロイド(3oz)←スペックの上限ウェイト ・ジョイクロマグナム(4oz) ・バラム300(168g)
で、投げ倒して感じたことをまとめます。
- 1oz以下のルアーも普通に投げられるが、快適ではない
- 気持ちよく使えるのは2oz〜4oz
- 6ozのビッグベイトも使用できた。けど無茶はしないほうがいい気がする
ということで1754R-5でも6ozまでのビッグベイトが投げられました。
使用感は、ネットのインプレでよく拝見する
「クセのないテーパーで投げやすい」
「キャスト時のフィーリングが良い」
というものが、まさに当てはまります。
実際、あまりにも竿の曲がりがスムーズだったために「そういえばマルチピースの竿だってことを忘れてた」ほどです。5本継のロッドですが、強度に全く不安は感じられませんでした。