ワールドシャウラ ドリームツアーエディション「1703R-5」を買いました。
昨年末にワーシャの「1754R-5」を購入し、シャウラー(シャネラーみたいなノリ)の仲間入りを果たした私。
さらに今年初めに「2702R-5」を購入し、一年通して活躍してくれました。
ただ…この2本使ってると、バス釣りのおかっぱりで主流になっている「7フィートでミディアムヘビーのベイトロッド」が欲しくなりました。
そんなところに2021年の秋モデルとして発売された「1703R-5」。
(ミディアムヘビー=シマノのロッドでは3番パワーに相当)
こりゃもう買うしかねーべ!ということで、年末の勢い(?)で購入。
結論から言うと、想像以上の良い買い物になりました。
当記事では、外観や使い心地の感想を書き残していきます。
通販で購入
今回は通販で買いました。
高級竿を通販で買うのはまあまあ勇気がいりましたが…釣具屋での販売価格よりも1万円近く安かったので。
通販で買うにあたっては2つの不安がありました。
- 他の人が触ったものでないか
- 傷がついてないか
特に2.は通販のレビューで低評価の理由としてよく見かけます。
そんな不安を抱えたまま、商品が到着。
シマノのダンボールに梱包されたままの状態で到着しました。
つまり、シマノから出荷されてから誰の手にも触れられることなく届いたことになります。
1つ目の不安は解消されました。
ケース
続いてダンボールを開封していきます。
シリーズ共通のハードケースです。
かなり頑丈なので、雑な輸送だったとしてもしっかり竿本体を守っていたと思われます。
外観&先代との比較
いよいよケースから竿を取り出します。
うっひゃ〜やっぱりカッコいい。
ワン&ハーフモデルの「1703R-2」はトリガー交換が可能なXシート+オフセットグリップですが、
マルチピースの「1703R-5」は通常のリールシート+コルクのストレートグリップ。
こちらのデザインの方がシンプルでスッキリしているので自分好みです。
トリガーを交換することもありませんし…。
先代モデルの「1754R-5」とリールシート部分を並べてみました。
形状や握り心地に大幅な変更はないですが、スーパーレッドに仕上げられているだけで印象はかなり変わります。
続いてグリップエンド部分を並べてみました。
新モデルはワーシャのロゴをあしらったプレートが装着されています。
加えてコルクに品番が刻印されています。
先代はEVAが取り付けられているだけでしたので、所有感は大幅に上がりました。
最後にバット部分を比べてみました。
写真では分かりづらいですが、新モデルのほうが派手です。
ブルーのワンポイントカラーが良い味出してます。
ロッドティップ部分。
ガイドは全てダブルフットのチタンガイド+SICリングです。
ちなみに血眼になって傷がないかどうかをチェックしましたが、問題ありませんでした。
通販で購入する際の不安は解消されました。
聞いた話によると、シマノは初期不良をなかなか受け付けてもらえないほど品質管理が厳しいらしいです。
(違ったらスミマセン)
なので頑丈に梱包されているドリームツアーエディションは通販で買う際も安心かもしれません。
付属品
付属品はロッドベルトだけでした。
スペック&用途
自重は140g。
なぜか「1703R-2」の自重(157g)よりも軽いです。
リールシート周りがスッキリしている分、軽いんでしょうか?
村田基氏に理由を聞いてみたいな…。
シマノのロッドでお馴染みの「スパイラルXコア」や「ハイパワーX」などの技術はもちろん採用されています。
ただ、ブランクスに施されているコーティングが以下の通り、これまでと若干異なります。
- ワン&ハーフモデル→レインボーチタンセラミックコート
- ドリームツアーエディション→オーロラエアロコート
コストの問題でワン&ハーフモデルよりも10分の1薄いコートらしく、派手派手なギラギラ感は抑えられています。
用途としては、バス釣りをする際のメインロッドとして使うことを想定。
10g程度のプラグやジグから3ozのビッグベイトまで、これ1本でやっていく予定です。
他にはビッグペンシルでシーバス狙うときなんかも使えそうです。
使用感
商品が到着した当日、いても立ってもいられず早速使用してきました。
使用感の確認ということで、1/4oz〜4ozのプラグとジグをボックスにブチ込んできました。
まずは「1754R-5」では扱いづらかった1/2ozのルアーから投げていきます。
第1投目。ビシッ(キャスト音)
…凄え(心の声)。
レギュラーテーパーに加えて7フィートという長すぎないレングス+高弾性カーボンが相まってメチャクチャ投げやすい。
竿がしっかり曲がってビシッと反発してくれるので、「竿が投げさせてくれている」という感覚に陥りました。
自重は140gと決して軽いわけではないですが、それを感じさせない軽快性も兼ね備えています。
続いて更に軽い1/4ozのルアーをキャスト。
流石にここまでくると2番パワーが適正になりますが、ギリギリ使用できます。
持ち込める竿の本数が限られるおかっぱりでは「適正ではないが使用できる」という汎用性は大きな武器になります。
次にルアーウェイトの上限を確認するためビッグベイトにチェンジ。
2ozのジョイクロ、3ozのバスロイドは快適にキャスト&操作できました。ここまでは想定内です。
流石にキツイかな…と思っていた、4ozのジョイクロマグナムも楽々と投げられました。
なんとか投げられた…とかいうレベルではなく、楽々です。
100g以上のプラグを使用することは考えていなかったので、完全に想定外でした。
(5oz以上のルアーも用意しておけば良かった…)
なのにガチガチの竿ではなく、10g前後のルアーも扱いやすい。
そしてキャストしてるだけで楽しくなる。
こんな竿は初めてです。
価格はそれなりですが、文句なしにオススメできます。
今後バス釣りに行く際には間違いなく持ち込むことになりそうです。
ということで「1703R-5」の感想まとめです。
- 3/8oz〜4ozまで快適に扱える高い汎用性
- 7フィートという絶妙なレングスでジグやペンシルなどの操作系ルアーも扱いやすい
- ガチガチでないレギュラーテーパーなので巻物も好相性
- そしてどこへでも持ち運び可能!